【完】彼氏捨てます!Part2
「あ゙?いま何て言った?」
あ、やばい。
と思った時には遅かった
「調子乗ってんじゃねーぞっ!!!」
─バチンッ
頬を力いっぱい叩かれて
その衝撃でコンクリートの地面に倒れ込んだ
「龍司、落ち着け
顔に傷を作ったらカメラで顔写せなくなるだろ」
慌てて男の人が止めに入ったけど遅いよ、
頬がジンジンして口の中は血の味がした
「おい、大丈夫か?」
1人の男の人が駆け寄ってきて私の顔を見て
「チッ!痣になってるじゃねーかよ!龍司!!」
舌打ちをして龍司くんを睨んだ