【完】彼氏捨てます!Part2
「1000万…いや、1億だな」
「…用意…すれば……いいの?」
「用意出来るのか?」
小さく頷くとそこにいた全員が目を丸くした
もちろんそんな大金用意出来るはずないけど
この場を乗り切るにはこの方法しか思い浮かばなかった
「百華…それマジで言ってんのか?」
龍司くんが詰め寄ってきた
「い…いちおく…でしょ…?」
「おぉ。」
「用意する…だから…撮影はやめて」
静かな口調で全員を睨むと
男たちは一斉に笑い出した