Heart



「俺は彩海のことを1度も遊びで付き合ってると思ったことはない。」


琉斗はあたしの指にそっと触れた。


「俺はずっと彩海しか見て無かった。」


そう言って、あたしの左手の薬指に指輪を通した。






「もし、嫌じゃなかったら俺とまたやり直してくれないか??」







琉斗の顔はあの告白の時と同じように真っ赤だった。




あたしの涙がさらに溢れた。




ずっと不安で、でも琉斗が好きだから何でも我慢できた。



でも、琉斗と別れてる間はずっと辛くて。


琉斗がどんどんあたしから遠ざかる度にあたしは琉斗を瞳でずっと追ってて。



いつだって琉斗しか見て無かった。






あたしは少しだけ背伸びをして琉斗の耳元で。




「琉斗が大好きだからまた彼女にしてください。」





そう満面の笑顔で囁いたんだ。











              happy end





< 27 / 27 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:24

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

さよなら、愛した人。
Daika/著

総文字数/919

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る
最高なアンタと最低なアタシ
Daika/著

総文字数/2,285

恋愛(実話)9ページ

表紙を見る
サッカー少年。
Daika/著

総文字数/18,738

恋愛(実話)49ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop