僕という名の記憶
第0章
"家族"
上辺だけの愛情を注ぐ、
冷酷な集団で、ただの器
"親友"
ただ自分から、離れないように
するための鎖
"愛してる"
誰にでも言えるような
愛情という名の嘘
"仲間"
一人じゃ何も出来ない
無慈悲な集団
"夕凪 夜宵"
人間という器に入れられた
愚かな霊魂
―お前は…
僕に構うな
―どうして、お前は…
何も言うなっ
―…お前は……………
煩い煩い煩いっ
―……なんで…
っ…黙れ……………
―……そんな
っもうやめろぉぉ゙ぉぉ゙ぉぉ!!!!