僕という名の記憶
夕凪 夜宵、これが僕の器の名前
ここの文に来る前に
色々あったけど
実際こんなに 歪んではいない。
まぁ、前よりは歪んだのは
本当の話しなのだが……んー……
気にするな…と、
言いたいとこだが
それについての 物語なのだから
言わざる負えない。
――――
――…っジリリリリリリカチャっ
「(………うん、我ながら
ベタな起床の仕方だな……。)」
「…ふわぁぁ〜」
「(………支度するか………。)」
重い体を引きずりながら
ベッドから降り…いや、落ちた。
「(…くぅ〜……地味に痛い…)」
床にぶつけた顔、
主に鼻を擦りながら 部屋を出た
洗面所で顔を洗い、歯を磨き、
無駄に爆発した髪を整え、
部屋に向かった。
――……カチャっ………
…………バタんっ…………………
「(………………ん?……
…僕……寝ボケてんのか?)」
――……カチャっ………
…………バタんっ…………………
「(……………やっぱ……
可笑しいっしょ………いや、
三度目の正直さ!!)」
――……カチャっ………
…………バタんっ…………………
「(いやいやいやっ!!
可笑し過ぎるだろ!!惚けるのも
馬鹿みたいじゃん!!!!)」
「…つーことで………」
ガチャっ!!!!
「なんで てめぇーが
ここにいんだぁぁぁ!!!!!!」
因みに 只今の時刻、
早朝の6:00である。
当たり前のように
近所迷惑ってもんだ。
まぁ、それは 置いといて←
「んで、てめぇーは 何乙女の
部屋に何食わぬ顔でいんだよ!!」
?「はぁ?どこどこ?
どこに乙女がいんの?」
「お前の目は節穴か!!!?」
「思考が可哀相な人に
言われたかないね」
「うるせぇナルシ!お前に
だけは言われたかねぇよ!!」
?「モテるからアリじゃん♪」
「ナシだね、ってか 出てけよ」
蒼「アリだね!蒼羅様だから
何でもアリ♪」
「ナシだ!!さっさと出ろっ!!!!」
ドンっ!!!
あ、因みに跳び蹴りで
蒼羅が侵入したと思われる窓に
向けて♪そして ここ3階(笑)
「(なんか 変な落としたが
気にしないことにする…うん)」