最後の恋
「ただいまー」
私が家に入った瞬間、中からバタバタッと音がした
き、きた…
「渚っ、大丈夫!?」
「大丈夫だよー」
心配するお母さんに向かって、笑顔で応えた
「もう…
何処か行くのはいいけど、一言言ってね?」
「うん、ごめんなさい…」
「わかってくれたならいいの
ほら渚、自分の部屋の片付けしてきなさい
荷物はもう部屋に持っていってるから」
「はーい
ありがとう、お母さん」
それから私は、自分の部屋に行って片付けをした
お母さんには心配かけたけど、良い出会いができたなぁ…
もう一度、携帯で撮った写真を見てから、片付けを再開した