最後の恋
次の日
「いってきまーす!」
「ちょっと待って!
道ちゃんとわかってる?
忘れ物ない?」
玄関でお母さんがこれで何度目?ってぐらい聞いてきた
その後をお父さんも心配そうな顔してついてきた
「もう大丈夫だって!
学校までそんなに遠くないんだから、大丈夫だよ」
「気をつけて行きなさいよ」
「はーい」
外に出ると、昨日と同じぐらい綺麗な空だった
空気が気持ちいいなぁ…
よし!
気合いいれて学校行こっ!
そして、少し歩いていたら、同じ学校の制服着た人が多くなってきた
駿くん居ないかな…
辺りを少し見渡しながら歩いていたら、後ろから自転車のベルが聞こえた
私は振り向かずに隅に寄ったら、その自転車は隣にきていた
ん?誰だろ…
「あ!駿くん!!」
「おはよー」
隣には、自転車に乗った駿くんだった