最後の恋
変な女 駿side
「駿ー、おはよー」
チャリ置き場で、友達の健斗が話しかけてきた
「おはよー」
「駿ー」
健斗はニヤニヤしながら、俺に近寄ってきた
え、なにこの顔…、きもっ…
「キモいとか言うなー!!」
「あ、悪ぃ、声に出てた?」
「謝る気全然無いだろ!!」
「あー、もういいから
で、なに?」
もう、なんか面倒くさい…色々と…
「ゴホンッ…
えー、気をとりなおして、俺が言いたかったのは、さっきの子誰!?」
ぐんっと顔を寄せて聞いてくる健斗
「いや、ちょっと顔近いから
もっと離れてキモいから」
「またキモいって言った…!!
て、今はもうそんなことどーでもいい!!
朝2ケツしてきた女は誰だって聞いてんだよ!!」
「誰って……江北渚」
「いやいや!!
名前を聞いてんじゃなくて!!
どーゆー関係かって聞いてんだよ!!」
あー…、こういうのマジうざったい…