最後の恋




「や、やめて…
そんな冷ややかな目で俺を見ないで!!」



なんだよこいつ…

何キャラだよ…



「別に聞いたっていいじゃんか!
気になるんだから!」

「はぁ~…
健斗が思ってるような関係じゃねぇよ
ただ昨日知り合っただけだよ」

「そうなの?
なーんだ、誰に告白されても付き合おうとしなかった、学校一のイケメンがどんな子を彼女にしたのか楽しみだったのに…」

「残念だったな…
つか、学校一イケメンってなんだよ
適当なホラ吹くなよ」



そう言って、校舎に向かって歩き始めた


後ろで、ちょ、俺を放って行くなって!!と叫んでいるやつがいるが、気にしない



渚のやつ、ちゃんと職員室に着いたかな…?


少しだけ心配しながら、教室に向かっていった




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