最後の恋




「渚ー」



駿くんがチラチラと私の方を見ながら、話しかけてきた



「んー?なにー?」

「俺一回家帰るけど、渚はどうする?
家に帰るか?」

「私も一回帰る!
だから、家で待ってるから迎えに来てー」

「ったく…、はいはい」

「やった!
駿くんありがとー!」



駿くんはやっぱり優しいな…

私のわがままにもちゃんと聞いてくれる

本当に駿くんと仲良くなれて嬉しい…



「あの~…お二人さん
俺の存在忘れてません?」

「え、健斗いたの?」

「グスッ……もう俺泣きそう…」



健斗くんが本当に泣きそうな顔をしていた

健斗くん…頑張って…
私は応援してるよ…うん…




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