最後の恋
「ただいまー」
「おかえり渚!!
学校どうだった!?
気分悪くなったりしてない!?」
お母さんが一気に聞いてきた
ものすごい勢い…
「大丈夫だよ!」
心配かけないように、できるだけ明るく応えた
「そう…よかった」
「それでさ、今から友達と遊ぶ約束してるんだけど、遊んできていい?」
「どうやって行くの!?
渚はあまり運動したら駄目なのよ!!」
少し怒ったように言うお母さん
「友達が自転車の後ろに乗せてくれらから大丈夫!
それに、写真を撮るだけだから」
私がそう言っても、お母さんはいい顔をしない
…許してくれるかな?
心の中で願っていた
「はぁ~…、しょうがないわね
あんまり遅くならないようにね」
「っ!!
ありがとうお母さん!!」
許しを得て、すぐに服を着替えに行った
やったやった!!
もう駄目かと思ったよ…
よーし、早く準備しよーっと!