電界妖怪 〜ﾏｶﾌｼｷﾞ〜 ②

「コレ」
っと言って指をさした。その指を指したところには、黒い丸い円がたくさん描かれていた。
何だろう？何か焦げた跡なのかな？バチバチ言っている。
そこで私は、
「これって何かの跡…かな？」
って言うと、
「誰かが黒い人みたいな妖怪を出現させたのかも知れない」
て、智美ちゃんが答えた。
なんか、智美ちゃんって探偵見たい！…あっ、そうか。そういえば、こんな感じの倶楽部に入ってたんだったけ？
なんか、あれからの事件から全くって言っていいほど、行動しないよね。一体あれはなんのために結成されたのかが疑問。
「誰かって誰？」
私は言った。
「それが犯人なの。でも、犯人がどんな人物かもわからないのよね」
智美ちゃんが言った。
一体だれが何のためにしたのか。この町は一体妖怪をどうしようとしているのか？私には何の事だかさっぱり分からなかった。
でも、ただ一つ言えることが“妖怪たちを悪い事に利用しようとしている”ってことかな？