電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②
「あ、いや・・・。なんか私、智美ちゃんに助けてもらってばかりで。私、何にも智美ちゃんにお礼っていうのか、お返しをしていないから」
と、私は言った。すると、咲恵子さんは、
「大丈夫よ。」と言い、続けて、「むしろ智美はお礼とか受け取らない主義なの。誰に似たのか頑固でね。私も過去に何度かお礼になるものを智美に渡したんだけど、返されてね。あれから、智美にはプレゼントとか渡したことが無いの」
「でも、なんかお礼しないと、私・・・気まずい感じがして・・・」
「私、思うんだけど、お礼をしたいっていう気持ちだけでも、人にとってはうれしいことだと思うの。無理矢理お礼を突き出しても喜ばれないときだってあると思うんだよね。だから、美希ちゃんのそういう気持ちだけ智美に伝えたら?」
「・・・そうですね。そうします」
でも、私は、やっぱりなにかお礼をしたいと思いが強まってしまった時間でもあった。
To Be Continued.....
と、私は言った。すると、咲恵子さんは、
「大丈夫よ。」と言い、続けて、「むしろ智美はお礼とか受け取らない主義なの。誰に似たのか頑固でね。私も過去に何度かお礼になるものを智美に渡したんだけど、返されてね。あれから、智美にはプレゼントとか渡したことが無いの」
「でも、なんかお礼しないと、私・・・気まずい感じがして・・・」
「私、思うんだけど、お礼をしたいっていう気持ちだけでも、人にとってはうれしいことだと思うの。無理矢理お礼を突き出しても喜ばれないときだってあると思うんだよね。だから、美希ちゃんのそういう気持ちだけ智美に伝えたら?」
「・・・そうですね。そうします」
でも、私は、やっぱりなにかお礼をしたいと思いが強まってしまった時間でもあった。
To Be Continued.....