電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②
「ボクには心がある。だからきっと美希ちゃんとおしゃべり出来るんじゃないかなって。
言語プログラムが無くても、もしかしたら、お話し出来ちゃうんじゃいかなって」
「そうかもね……私も電界なんてシステム全く知らないし……、もしかして今後のために勉強した方がいいのかな?」
「どうなんだろう?ボクも勉強した方がいいのかな?」
「私たちで図書館に行って勉強しに行こうか?」
「ペットって禁止?」
「どうだろう?調べてみよう」
私はそういって、近くにある図書館のホームページにアクセスしてみた。
ネット回線が家になくても、ネット通信範囲ならたとえ回線が無くてもつながるって、
今から思えば、すごいことだったんだって思う。
こういう環境で生きるって、もしかしたら、居心地が悪いんじゃないのかな?
未来ってとても怖い事なんだと思う。
図書館のホームページを見ると、いろいろとあった。
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