◆女の子の特権



「うん。一日3つ。ほんとはおやつにも食べたいんだけど、太っちゃうし
流石に家計に響くからね。一応OLですので。」



『じゃあもっとOLらしい食生活をおくりなさいよ。』



「もう!まこちゃんわかってないなあ~
知らないの?女の子は好きなものだけ食べていれば綺麗で元気にいられるんだよ!」



『あ~もう、ばからしい!わたし用事があるから先に帰る。じゃあね。』



がたたんっ





乱暴にまこちゃんが立ち上がったので、テーブルが揺れ端っこに置いていたケーキが落ちる。






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