伝えたくて。






「そんなこと気にしない。今言いたいから。」





「おい、どうした!? そんな改まっちゃって(笑)」





「笑い事じゃない! 


................私、拓磨のことが好きだった。


もう麗華ちゃんがいるからこんなこと言っちゃダメだけど、どうしても伝えたかったの。

つい最近好きになったわけじゃないよ?あの頃からずっと好きだった。拓磨は忘れたかもしれないけど、拓磨と約束したこと、忘れたことなんて一度もない。今まで好きでいさせてくれてありがとう。勝手に好きになってゴメンね?だけど、もう忘れるから。今まで好きだったこと忘れる。
実はね、私転校するの!だから最後に言いたかった.............。

今まで本当にありがとう。いい思い出をありがとう。
麗華ちゃんとお幸せに......................


..................バイバイ。」







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