☆最強美少女☆
私が家に帰ろうとすると、1台の黒い高級車が止まった。
私のおむかえだ・・・。
はぁ、目立つから来ないでって言ったのに!
仕方なく、私はその高級車に乗った。
「おかえりなさい。翼嬢。」
「ただいま。もう!学校には来ないでって言ったじゃない!!」
「旦那さまが、心配していたので・・・つい。」
「千瀬(ちせ)ったら、お父さんに甘いんだから。」
この運転手の人は佐伯千瀬(さえき ちせ)。落ち着いてて、とっても頼りになる人。
「着きましたよ。」
と、和風の家の前でおろした。
「「「「おかえりなさい!!翼譲!!」」」」
玄関の前で、下っ端たちがあいさつをした。
「ただいまー!!」
そろそろ来るな・・・。
「つーばーき~!!おかえり!!寂しかったよ~(泣)」
「ただいま。お父さん。」
私のお父さん、安崎 誠也(せいや)は、35歳。でも、とってもかっこいいんだ!!
寂しがり屋さんだけど・・・。
「誠也、だめよ?翼が困ってるじゃない。」
この人は、私のお母さん、安崎 真琴(まこと)超美人。
この二人から生まれた私は、どうしてこんなにブスなんだろう。