隣に住んでいるのは先生で……。



海浜公園からの帰り道の車の中。



二人は運転席と助手席に乗っていた。



二人の間には沈黙が続いていて、聞こえるのは暖房のグオ〜っていう音だけ。



そんな中、私は行きのワクワク感とは違い、緊張も無くなり幸せを感じていると………



―――ぐう〜



「えっ………///!?」



緊張も無くなり安心し過ぎたせいか、お腹が鳴った。



「あははっ!!!」



すると、それまで無言だった先生が大きい声でお腹を抱えながら笑った。



「…………////」



恥ずかしい………///。



どうして、こんな時に………。



沈黙だったため、私のお腹の音は響いていた。



「そういえば、もうお腹の空くいい時間だね」



私は携帯で時間を確認した。



本当だ………。



時計は時刻の7時過ぎを表示していた。




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