隣に住んでいるのは先生で……。
「もう………ダメだって言ったのに………////」
嬉しくて、あんまり先生を怒ることができなかった。
―――ガタッ
後ろの方で物が落ちる音がした。
「あれ………?何が落ちたんだろう?」
「あ………写真立てみたい」
私は落ちた写真立てを拾った。
そこには、学生が3人映っていた。
何だか見覚えがある感じがする………。
「………まさか」
―――ズキッ
「痛っ………」
急に頭に頭痛が走った。
「どうした………?」
先生は私を心配そうに覗き込んだ。
「いや………何でもないよ」
私はちょっと頭痛がしただけかと思い、そう言うと………
―――ズキッ
さっきより酷い頭痛がした。
まるで頭が割れそうな程だ。
「………っつ」
「綾子、大丈夫か?顔色悪いぞ………?」
「はぁっ………、はぁっ………」
何これ?
頭は割れそうなほど痛いし、息ができなくて苦しい………。
段々と酷く悪化していく頭痛に息をするのも辛くなったその時………
―――バタンッ
私は意識を手放した。