隣に住んでいるのは先生で……。



それからすぐにお姉ちゃんとお母さんが私の部屋に入って来た。



先生があまりにも嬉しそうに、私の記憶が戻ったことを話すから私もとっても嬉しくなった。



その話を聞いて、みんなが泣いていた。



私は今までこんなにもみんなに心配かけていたんだってよく分かった。



これからは心配かけないからって言うとお母さんは嬉しそうに、親はいつだって子供を心配するものだからって言ってくれた。



とっても嬉しかった。



お姉ちゃんは何度も謝ってきた。



あの時の喧嘩がなければ、私の事故は無かったって自分を責めていたみたい。



それにあの喧嘩は先生と私があまりにも仲良くするから嫉妬してたらしい………。



お姉ちゃんはずっと先生が好きだったのかな………?



そこまでは教えてくれなかったけど………。



でも、お姉ちゃんのせいで事故が起きたんじゃないのに………。



私はお姉ちゃんと仲直りできたことが私にとって凄く嬉しいんだよ………。


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