あたしの胸は小さいけれど【完】
スタイルにだって自信はないし、

さゆりちゃんやアヤみたいに大きな胸は持っていない。



胸のサイズは、どちらかといえば平均以下・・・




『だ・か・ら、昨日新しい水着を買ったんでしょうが!前の紗希の水着はスクール水着と大差なかったんだから!昨日買った水着を着た紗希を見たら、拓斗くん鼻血出すかもよ~』


「そ、そうかな?」


『うん!自信持ちなよ。似合ってた!どころか、めちゃ可愛かったから!』





アヤの言葉を聞いて少し自信がついた。



変わってしまった拓斗の態度にウジウジ悩んでいる場合じゃない。



なんとかこの状況を打破したい!





そして、以前の、あたしだけ見てくれていた拓斗に戻って欲しいから・・・


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