運命の恋は最強暴走族とⅡ


そんなの…

「覚えてる訳ないじゃない…
記憶ないんだもん…」


「だよな…」

どうしてそんな事聞くの?

「……」

「……」


沈黙が続いた…


「なぁ」

その沈黙を破ったのは、一誠だった。


「お前の親…何で見舞いに来ねぇんだ?」


親…?


私に親なんて…

「いないよ。親なんて」

「…そうだったのか」

「うん」


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