運命の恋は最強暴走族とⅡ


私が翔の元に駆け寄って、翔をかばうような形になった。


痛い…
痛い…
痛い…


「おと…さん…やめ…て…」

今にも消えそうな声で父親に言った。


それでも、止めてくれない…


「おか…さん…」


『ごはんよ~』


下の階から母親の声がしてその日は終わった。



「翔…大丈夫?」

「ねぇちゃんこそ…大丈夫?」



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