運命の恋は最強暴走族とⅡ


そして私が中学3年生、翔が中学2年生になった頃、今日も父親は私の部屋にやって来た。


もう……ヤダよ…
辛いよ……

翔…助けて…!!


「…翔!!」


バンッ

「今日と言う今日は、絶対許さねぇ…!
ねぇちゃんこっち来い!」


私は無我夢中で翔の元に駆け寄った。

「てめぇ…そんな事していいと思ってんのか!?」

父親が翔に怒鳴った。

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