全部、私からだった。
「じゃあ、私が言う。私がりっくんに、色々、一杯求める。私をりっくんの彼女にして?」


もう必死だった。

今の私は、りっくんの彼女になれないなら死んだほうがマシ、とさえ思ってしまう。



「喜んで」

りっくんは満面の笑顔でそう言うと、私の額にキスを一つくれた。





≪「付き合って」も私から≫


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