全部、私からだった。
ようやくりっくんは私の顔まで戻って来て、息が上がっている私を艶やかに見下げて、
「だから、止める自信ねぇっつったろ?」
掠れた甘い声で囁いた。
「多恵――
お前が欲しい」
りっくんはそう言って、私の中に入った。
やっぱり……ちょっとだけ痛くて。
だって二回目だから。
思わず顔をしかめてしまった。
「多恵? お前、まさか……」
りっくんがそれに目敏く気づいて私から離れようとするから、慌てて首の後ろに両腕を巻きつけて引き留めた。
「だから、止める自信ねぇっつったろ?」
掠れた甘い声で囁いた。
「多恵――
お前が欲しい」
りっくんはそう言って、私の中に入った。
やっぱり……ちょっとだけ痛くて。
だって二回目だから。
思わず顔をしかめてしまった。
「多恵? お前、まさか……」
りっくんがそれに目敏く気づいて私から離れようとするから、慌てて首の後ろに両腕を巻きつけて引き留めた。