最愛〜最高の涙を君と…〜






夏帆が帰った後
あたしは考えていた。




あたしが颯を好きなんて
ありえないでしょ。

颯のことなんて
何にも知らないし。





きっとキスされて
意識してしまってるだけだ。

瞬と翔君に
心配されないためにも
あのことは忘れよ。





「遊ばれて終わり…か」





瞬の言葉を思い出して
胸が痛んだけど。

気のせいだと思い込んで
シャワーをあびてすぐに寝た。








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