最愛〜最高の涙を君と…〜
頼ること
「ちょ、絶対半分よりこっちこないでよ」
「しつこいな。俺ら付き合ってるんだよね?」
「う゛…そうだけど」
「だったらよくない?何もしないって言ってるじゃん」
何の話をしているかというと…
遡ること数分前。
お互いお風呂も入って
颯は瞬が昔忘れていった
ジャージに着替えた。
瞬が泊まっていたことに
颯は不機嫌になったけど。
夏帆だっていたし…
まぁ、そんな話は置いといて。
いざ寝るかってなったら
どこで寝るかでもめた。
颯は床で寝るって言ったんだけど
あたしのために泊まってくれるのに
それはなんだか悪い気がして
あたしが床で寝るって言ったんだ。
でも、それは颯がダメって…