最愛〜最高の涙を君と…〜







「あたしも床で寝る」

「は?」

「颯が、嫌なわけじゃないの」




恥ずかしかっただけで。
だって好きすぎるんだもん。





「知ってるけど」




この男は、いつも余裕で…むかつく。




「颯と寝る」

「床で寝るの?」

「……うん」





あたしは颯に後ろから
抱きついたまま。









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