最愛〜最高の涙を君と…〜








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久しぶりに制服を着た。

辛いけど、
颯は今頑張っているんだ。



あたしも、頑張らなくちゃ。

















「…おはよ」






ちょうど、家から出てきた
夏帆と瞬と翔君に挨拶する。






3人はあたしを見て
一瞬固まっていたけど、





「……っ!麗っ」





夏帆は勢いよく抱きついてきた。





「わっ、」

「はよ、麗」

「麗のくせに、早いじゃん」




みんな変わらず
あたしと接してくれた。








大丈夫だ。
みんながいてくれる。


頑張れる。







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