最愛〜最高の涙を君と…〜
「あんた新入生?」
「え、あ、はい」
いきなり喋るし
びっくりして噛んじゃった。
「ふーん…俺らの学年柄悪いの多いからチョロチョロしない方がいいとおもうよ」
「…はぁ、どうも」
ていうか、なんであたし
こんなとこにいるんだっけ?
「じゃー、俺いくし。ばいばい」
あ!
「あのっ!!!」
――――――グイッ
「わっ」
思わず腕にしがみついて
しまったけど、
また迷う前に………。
「資料室ってどこですか?」