最愛〜最高の涙を君と…〜
紹介が遅れたけどあたし。
早瀬麗(ハヤセレイ)
いたって普通の高校1年生。
人と違う所といえば
両親がいないってことくらい。
あとは寝るのが好き。
「麗クラス発表見たの?」
「えー見てないよ」
っていうか見る暇も
なかったしね。
「んなこったろーと思って見といてやったぞ」
瞬が得意げにあたしを見る。
「あ、本当に?何組だった?」
「お前ありがとうとかなんかないわけ?俺はお前のことを思って…」
「うるさいなー。はやく教えてよ」
「まーまー麗。瞬一人だけ離れたから拗ねてんのよ」