最愛〜最高の涙を君と…〜





「あ、そうなんだ?ってことは夏帆は一緒?」


ラッキー♪やっぱり
初めは仲いい子がいなきゃ
心細いもんねー。



「てめっ、俺とは離れてもいいのかよ!あーあ、俺らの絆ってそんなもんだったわけ?」


大げさにかつ、わざとらしく
瞬がそんなことを言った。



「はあ?そんなこと言ってないじゃん。朝からうるさい」

「まーまー2人とも。離れたって言っても隣なんだしいつでも会えるじゃん。家も近いんだし」



そう。夏帆と瞬はもともと
家が隣なんだけど
あたしは一人暮らしをする際に
2人の家から徒歩30秒程の
アパートに引っ越したのだ。


それほどこの2人は
あたしにとって特別。





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