恋愛@方程式


「あれ……。
でも、鍵持ってないよね…」

私がつぶやいたとき
怜音が帰ってきた。

「っあー!!
鍵持ってねぇよ!!」

やっぱり。

「翔音くんが帰ってきてからで
いぃんじゃない?」

「んーでもなぁ。
兄貴、用意しとかないと
こわいからなぁ」

怜音は頭をクシャクシャって
しながら
悩み始める。
< 39 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop