綺羅☆きら☆
綺羅の話はこうだった。イブに頼まれたが、断った。
それなら人工受精と言われたが、それも断った。綺羅には勉強している間に、気になる事があったからだ。
自分たち以外の自分たちみたいな存在が居ると言う確信。
調べてみたら、下界と言う所に居る事が判った。それで、ロボットに下界を探索させて、安全と判ると、綺羅とイブで行ってみた。

そして、そこに
小さなコミニティーを発見した。
イブはそこに残る事にした。
ある青年と出逢ったからだ。
一目惚れらしい。

「そんな都合の良い話あるの?」
鈴の言葉に綺羅は言った。
「あるよ。
当たり前だろ。
俺が都合よく行くように持ってたからな。」
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