音姫と4人の仲間たち♪

「リハーサル終了します。お疲れ様でした。本番まで1時間、ゆっくり休んでください」

「「「「「ありがとうございましたー」」」」」

あたし達は程良く乱れた呼吸を整える。

「お疲れ。よかったぞ。練習の成果はしっかり発揮されてるようだな」

「ありがとうございます」

「まぁ、その調子で頑張れ。振り付けも歌も揃ってたし問題はない」

いつもは怒られてばっかだったあたし達が地味にほめられてる・・・?

「とりあえず1時間休め。ちゃんと着替えておけよ」

「はい」

あたし達は楽屋に戻ると、座り込んだ。

楽屋に戻ってくると同時に疲労から脱力してしまったみたい。

先生はそんなあたし達を笑うと楽屋から出て行った。

「1時間で体力回復させるぞ。水分もとっとけ」

「らじゃ~」

邏生君の言葉に力なく返事をするとバックから取り出した水を口に含んだ。

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