音姫と4人の仲間たち♪
「到着!」
「「キャッ!?」」
あたし達は突然現れた影に小さく声を漏らす。
「おい、永遠。急に走るな・・・って、音葉に豊松!?」
「へ?・・・琉堂君・・・霧生君と御影君も・・・」
「なんだ・・・あんたたちか・・・」
あたし達は脱力したように息を吐く。
「お前等は何をしてたんだ?」
「この廊下の向こう側がなんだか知りたかったの」
「?向こうは男子寮だけど」
男子寮・・・。
「ここ女子寮?」
あたし達が頷くと、彼等はへぇと納得したような声をあげた。