音姫と4人の仲間たち♪
「す・・・」
す・・・?
校長先生。すってなんですか?
「す、すばらしい!!」
「「「「「うわっ!」」」」」
いきなり立ち上がった校長先生に驚いたあたし達は思わず1歩後ずさった。
「すばらしいよ!君たち!君たちが今日ラストの団体だったけれど、最高の演技だった。個人も期待しているよ」
「は、はい」
校長先生はまくしたてるようにそういうと、他の審査員を引きつれてレコーディング室の方へと歩いて行った。
「びっくりしたぁ・・・。迫力が・・・」
あたしの呟きに皆もこっくりと頷いた。
「でも、すんごいほめてくれたっぽい・・・?」
「一応・・・?」
あたし達は何故か疑問形の会話をすると、レコーディング室へと向かった。