星降る夜




「……」




そんな、あり得ない。


私に声を掛けてきた彼女は、私を見たまま硬直している。


・・・そして私も、彼女を見て硬直していた。


「……こ、こんにちは・・・?」


ぎこちなく挨拶すると、私にそっくりなその人はぺこっとお辞儀し、挨拶を返した。


「……私は、ロワ。ロワ=エトワールと申します。」


漸く名前を言うと、彼女は更に驚いた顔になった。


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