星降る夜
イザヤ
「此処は何処ですか?」
聞いた瞬間、失礼な質問をしたと後悔した。
私の推測が正しければ、ノアさんもまた、よくわからない内に此処にいた人なのだ。
「うーん……。ごめんなさい、わからないです・・・」
苦笑混じりにノアさんは答えてくれた。
「そう・・・ですか……」
声に落ち込んだ感じが出てしまったのだろうか、ノアさんは爽やかに笑い、
「でも、大丈夫だと思いますよ。……ねぇ、ロワさん、折角ですし一緒にお話しません?」