クロス×ラブ
そう思った瞬間、始業のチャイムが鳴る。

「もうそんな時間?。とりあえず、今日、放課後校門の前で待ち合わせしましょ。それと今日一日はお互いに目立たないようにしないと、ね?」

そんな沢口の提案に山谷は深く頷いた。

「授業始まるから、私は、ていうかあなたは3組ね。私は1組でいいんだよね?」

そうやってお互いのクラスを確認すると教室に急いで向かう。

それにしても、本当に大丈夫だろうか。

本当に大変な事になったと二人は思った。
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