青空バスケ
栞奈side
アキ君を見て顔をしかめる大和。
谷先輩はアキ君の方へと歩いて行った。
「試合は?」
「勝ちましたよ。
そっちは……」
「負けたよ、後輩に」
そう言って苦笑いする谷先輩。
アキ君はそれを聞いて大和の方を見た。
「へぇ。次は大和が相手か」
「………………」
「楽しめればいいけど」
小さく笑いながらそう言ったアキ君の頭を誰かが後ろから軽く叩いた。
「った……誰だよ」
「俺だよ」
アキ君の後ろにいたのは、背が高いアキ君と同じジャージを着た男の人。
「峰さん……」
「ったく……勝手にフラフラどっか行きやがって……」
アキ君の先輩……?
だよね……絶対。
すると、アキ君の先輩はあたし達の方を見た。
「秀華と……青桜?」
「……東第一の峰原」
鳴瀬先輩があたしの横でボソッと呟いた。
アキ君を見て顔をしかめる大和。
谷先輩はアキ君の方へと歩いて行った。
「試合は?」
「勝ちましたよ。
そっちは……」
「負けたよ、後輩に」
そう言って苦笑いする谷先輩。
アキ君はそれを聞いて大和の方を見た。
「へぇ。次は大和が相手か」
「………………」
「楽しめればいいけど」
小さく笑いながらそう言ったアキ君の頭を誰かが後ろから軽く叩いた。
「った……誰だよ」
「俺だよ」
アキ君の後ろにいたのは、背が高いアキ君と同じジャージを着た男の人。
「峰さん……」
「ったく……勝手にフラフラどっか行きやがって……」
アキ君の先輩……?
だよね……絶対。
すると、アキ君の先輩はあたし達の方を見た。
「秀華と……青桜?」
「……東第一の峰原」
鳴瀬先輩があたしの横でボソッと呟いた。