青空バスケ
伝えたい想い。
大和side
三年の先輩達を置いて廊下を歩いていると、前から見覚えのある人影が歩いてきた。
「……暁弥」
暁弥は監督に軽く頭を下げると、俺の前まで歩いてきた。
「……大和。……栞奈」
俺と栞奈に目線をやり、しばらく黙りこんだ。
「……高瀬、岬。
先行ってるぞ」
「……はい」
気を利かせた監督がみんなを連れて先に行ってくれた。
……残された俺達。
静まり返った廊下……。
……こうして三人だけでいるのは、何年ぶりだろう。
三年ぶり……ぐらいだよな、うん。
短いようで……長かった三年間。
いろいろあった三年間。
三年の先輩達を置いて廊下を歩いていると、前から見覚えのある人影が歩いてきた。
「……暁弥」
暁弥は監督に軽く頭を下げると、俺の前まで歩いてきた。
「……大和。……栞奈」
俺と栞奈に目線をやり、しばらく黙りこんだ。
「……高瀬、岬。
先行ってるぞ」
「……はい」
気を利かせた監督がみんなを連れて先に行ってくれた。
……残された俺達。
静まり返った廊下……。
……こうして三人だけでいるのは、何年ぶりだろう。
三年ぶり……ぐらいだよな、うん。
短いようで……長かった三年間。
いろいろあった三年間。