青空バスケ
輝いていたあの日。
栞奈side
「……え?
大和に何があったのか教えてほしい?」
蓮ちゃんは真面目な顔でゆっくり頷いた。
先輩達も気になるようで、手を止めてこっちを見てきた。
「隠れてコソコソ聞き出すってのも悪いとは思うんだけどさ……でも、絶対大和は口割らないし。
だけど、ちゃんと大和のこと知りたいっつーか……」
「蓮ちゃん……」
「俺…… 大和と知り合ってから一年ぐらいしか経ってないし、岬みたいに大和のこと何でも知ってるわけじゃないけどさ……。
でも、心配なんだよ。アイツが。
……仲間だし」
……そうだよね。
心配だよね。
あたしが蓮ちゃんの立場でも、きっとそう思うよ……。
ちょうど大和は先生に呼ばれてここにいないし……。
「……分かった。話すね。
先輩達もよかったら聞いてください。
……中学の頃の話を」
先輩達が周りに集まってきたのを確認してから話始めた――
「……え?
大和に何があったのか教えてほしい?」
蓮ちゃんは真面目な顔でゆっくり頷いた。
先輩達も気になるようで、手を止めてこっちを見てきた。
「隠れてコソコソ聞き出すってのも悪いとは思うんだけどさ……でも、絶対大和は口割らないし。
だけど、ちゃんと大和のこと知りたいっつーか……」
「蓮ちゃん……」
「俺…… 大和と知り合ってから一年ぐらいしか経ってないし、岬みたいに大和のこと何でも知ってるわけじゃないけどさ……。
でも、心配なんだよ。アイツが。
……仲間だし」
……そうだよね。
心配だよね。
あたしが蓮ちゃんの立場でも、きっとそう思うよ……。
ちょうど大和は先生に呼ばれてここにいないし……。
「……分かった。話すね。
先輩達もよかったら聞いてください。
……中学の頃の話を」
先輩達が周りに集まってきたのを確認してから話始めた――