tearless【連載中】
“あの先生…何なの…”
本当に今日はついてない。
色々気になる事もあるし、気持ちは落ちる一方…。
“はぁ…”溜息をついた私の体をゆっくり離した璃琥は、何も言わずいきなり私のブラウスのボタンを外し始めた。
「ちょっ、り…っ」
腕を動かした途端、力を入れた為か右肩が痛み思わず眉間に皺が寄る。
そんな私に構う事無く、次々と外していく璃琥の右手も結構酷いモノだった。
『…思ったより酷いな…』
ブラウスを肩が見える様に下ろすと、それを見て呟いた璃琥。
顔つきが変わったのが分かる。
私もその視線を追う様に自分の肩に目を向けると、指の形が赤く浮かび上がってるのが見えた。
「大丈夫だから…」
“それより璃琥は?”視線を落として右手を見ると、腫れてはいなかったものの、赤くなった手は所々血が滲んで痛々しい。
『最近、喧嘩してなかったからな…』
フッと笑うと“ほっときゃ治る”そう吐き捨て、徐にソファーを立った。
本当に今日はついてない。
色々気になる事もあるし、気持ちは落ちる一方…。
“はぁ…”溜息をついた私の体をゆっくり離した璃琥は、何も言わずいきなり私のブラウスのボタンを外し始めた。
「ちょっ、り…っ」
腕を動かした途端、力を入れた為か右肩が痛み思わず眉間に皺が寄る。
そんな私に構う事無く、次々と外していく璃琥の右手も結構酷いモノだった。
『…思ったより酷いな…』
ブラウスを肩が見える様に下ろすと、それを見て呟いた璃琥。
顔つきが変わったのが分かる。
私もその視線を追う様に自分の肩に目を向けると、指の形が赤く浮かび上がってるのが見えた。
「大丈夫だから…」
“それより璃琥は?”視線を落として右手を見ると、腫れてはいなかったものの、赤くなった手は所々血が滲んで痛々しい。
『最近、喧嘩してなかったからな…』
フッと笑うと“ほっときゃ治る”そう吐き捨て、徐にソファーを立った。