tearless【連載中】
心友
――‥‥
―――………
ピピピピピピ…
太陽の光がカーテンの隙間から部屋に射し込み、アラームと共に朝が来たことを知らせる。
淀んだ空気の中、腕を伸ばし携帯を取るとアラームを止めて足をフローリングへと降ろした。
カーテンを開けると薄暗かった部屋に光が入り込み家具が眩しい位に輝く。
とりあえず顔を洗いリビングに行くと、パンを焼きバターとブルーベリージャムを塗った。
「今日は友里(ゆり)居ないんだよね…」
柏木 友里(かしわぎ ゆり)私の6つ上の姉。
今は2人でこの2LDKのマンションに住んでいる。
母親は3年前に事故で死んで、父は単身赴任で他県。
もうこの生活を始めて2年になる。
「えっと…牛乳…」
冷蔵庫から取り出した牛乳をコップに入れると、パンと一緒にテーブルに運び食事を済ませた。
「ヤバッ。時間無くなる」
歯を磨き軽く化粧を施すと、制服に着替えて家を出る。
―――………
ピピピピピピ…
太陽の光がカーテンの隙間から部屋に射し込み、アラームと共に朝が来たことを知らせる。
淀んだ空気の中、腕を伸ばし携帯を取るとアラームを止めて足をフローリングへと降ろした。
カーテンを開けると薄暗かった部屋に光が入り込み家具が眩しい位に輝く。
とりあえず顔を洗いリビングに行くと、パンを焼きバターとブルーベリージャムを塗った。
「今日は友里(ゆり)居ないんだよね…」
柏木 友里(かしわぎ ゆり)私の6つ上の姉。
今は2人でこの2LDKのマンションに住んでいる。
母親は3年前に事故で死んで、父は単身赴任で他県。
もうこの生活を始めて2年になる。
「えっと…牛乳…」
冷蔵庫から取り出した牛乳をコップに入れると、パンと一緒にテーブルに運び食事を済ませた。
「ヤバッ。時間無くなる」
歯を磨き軽く化粧を施すと、制服に着替えて家を出る。