恋すること…

それでも

ルール違反の恋愛はそんなに長く続けられない…
いつか終わりを迎える日が来るのだ。

あなたはそんな日が来る事への不安はないの?
私という存在が無くなっちゃっても大丈夫?

私は不安でいっぱいだし、あなたを失うのが恐いけど…

あなたは何の悪気もなく、私との時間を大切にしてくれる…私と一緒にいる事の方があたり前の日常になっている…
ずっとこうしていたいから…いつか来る別れへの不安が恐怖に変わっていく…
大切にしていた硝子細工を、壊れないように慎重に扱っているより、いっそ思い切って壊してしまったほうが、安心して眠れる気がしてきた…
私はあなたを失う決心をした。
< 6 / 7 >

この作品をシェア

pagetop