誘惑男子①~アブノーマルに抱きしめて~
「あぁ…ん、んんっ……んぁっ…」
愛してる。
こんなにも敬を愛してる…
愛する人と一つに繋がっている喜びが、涙となって頬を伝う。
「はっ、ふぁんっ…あ、ぁん…」
開いた脚を深々と折り曲げられ、最奥まで突き上げられる。
「…や、やぁっ…」
目の前が真っ白になるほどの愉悦が走り抜けていく。
「あ、敬、いいっ、はぁっ…あっ…」
身体だけじゃなく、心から…
「あぁん、んあぁ……あぁん、ああっ……」
「……っ、彩っ!」
膨れ上がった敬自身が大きく脈打ち、熱いほとばしりを放った瞬間、火花が散るような激しい快感が彩の身体を貫いた。
「あ、いっ…あっ…いやぁーーーっ!!」
断末魔のような甲高い矯声が部屋を切り裂き、彩は白い世界へと放り上げられた。