誘惑男子①~アブノーマルに抱きしめて~
「はぁっ」
短い吐息とともに、いったん止まっていた敬の右手が彩の内腿を割り、そのままスカートをたくし上げた。
「キャッ、言ったらやめるって…」
「ムリ。理性ぶっ飛んだ」
「敬の嘘つきっ。あぁ、ん……や、いやぁ…」
いつの間にか片手で器用にブラのホックを外され、こぼれ落ちた胸の膨らみを後ろから持ち上げるように揉みしだかれる。
「あぁんっ…敬っ、ダメ…だったらぁ」
「へぇ。ほんとにダメなのかな?身体の方は素直に反応してるみたいだけど……ほら」
「んっ……くふぁ…っ」
固く隆起した胸の先端をつまみ上げられ、指の腹でこね回され、不覚にも背中を仰け反らせて身悶えてしまう。
敬はおもむろにネクタイを緩めると、彩を洗面台に押しつけ、後ろからスカートをまくり上げた。
「俺を嘘つきで、意地悪で、獣にするのは…誰のせいかな?」
「そん、な…知らなっ、やっ、いやぁ…
やめてっ、もぉ、許して…
敬、敬っ…、ダメっ…あぁっ、あ、あっ…い…やあぁぁぁーーっ…!」