男子高の女子高生!!!!上
「ごめんな、双葉」



「え?」



「俺、お前が好きだよ」



嘘・・・。



「もう、黙ってるのは嫌だ。聞いてくれる?俺の話」






「うん」



海斗は私に全てを話した。



海斗、つらかったね。


言ってくれて、嬉しいよ。



「どうしたらいいんだろうな」



「それは海斗がきめなきゃね」



私はもう一度言った。


「海斗」


「なんだよ」



「好き」



そう言うと海斗はフッと笑って、


「馬鹿は嫌いだ」


と言った。



「あ、頭良くなるもんねっ」
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